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古民家の軒先彩るヤマブキ 秋田で江戸時代の風習再現

軒先にヤマブキを飾るボランティアら

 江戸時代後期の紀行家、菅江真澄の日記「軒の山吹」に描かれた、軒先にヤマブキを飾る秋田市北部に伝わる風習を再現する取り組みが4月29日、同市の県立博物館であった。国指定重要文化財の「旧奈良家住宅」と見頃を迎えたヤマブキがつくる昔ながらの風景を、多くの観光客が楽しんだ。
 同館職員とボランティアら約10人が、近くの山から刈り取ったヤマブキを住宅の軒先に飾り、風習を再現した。写真仲間と訪れた同市の主婦武藤和子さん(67)は「古民家の茶色とヤマブキの黄色の対比が美しい。春を感じる」と熱心にシャッターを切った。
 菅江真澄は1811年の春から夏に同市を訪れたとされる。当時はヤマブキとともに供物として餅をつるし、鳥が餅をついばんだ際の花びらの散り方で吉凶を占ったという。
 5月3日まで飾っている。開館は午前9時半〜午後4時半。1日は休館。旧奈良家住宅への入場は無料。連絡先は同館018(873)4121。


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2018年05月01日火曜日


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