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<回る集める山形の旅>三十三観音、巡礼を 3地域で初の3年連続開帳

モデルコースなどを掲載した「やまがた出羽百観音」の巡礼・観光ガイド

 山形県の庄内、置賜、最上・村山の各霊場にある三十三観音が、今年から1カ所ずつ3年連続で順次開帳される。県は各霊場と連携し「やまがた出羽百観音」と銘打ち、観光キャンペーンを開始。ガイドやホームページ(HP)で全ての札所と最寄りの行楽情報を発信し、巡礼と周遊観光をPRしている。
 開帳は今年の庄内を皮切りに2019年に置賜、20年に最上・村山で実施。期間はいずれも5月1日〜10月31日。前回の開帳は庄内が10年、置賜が12年、最上・村山は08年だった。開帳の周期は置賜が不定期で、庄内も変更される場合があり、3年連続となるのは初めてという。
 三十三観音のお参りは古くから庄内、置賜、最上・村山で行われ、異なる由来を持つ。置賜では上杉藩の重臣直江兼続公の後室お船の方が、領地内で巡礼ができるように霊場を定めたのがはじまりと伝えられる。
 巡礼・観光ガイドは地域別の3部構成で、3000セットを作製した。地域ごとに2泊3日で三十三観音を巡礼できるモデルコースや地図、各札所の写真を掲載した。巡礼者が周辺に足を延ばすように食や酒、観光地、温泉の情報も載せた。旅行会社や県内の観光案内施設などで配布する。
 HPは各札所の由来や御利益、ご本尊などを詳しく紹介。各霊場の住職が1人ずつ出演するPR動画も視聴できる。スマートフォンで接続すると、目的地まで案内するナビゲーション機能が使える。
 各札所で御朱印代300円が必要。連絡先はやまがた観光情報センター023(647)2333。


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2018年05月01日火曜日


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