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石巻・十三浜を応援「福幸食堂」仙台にオープン 特産ワカメうどんや多様なメニューで生産者後押し

特産のワカメうどんなどが盛られた松花堂弁当を客席に運ぶスタッフ

 仙台市宮城野区のみやぎNPOプラザに4月、石巻市北上町十三浜の特産品「十三浜ワカメうどん」が味わえる「福幸(ふっこう)食堂えしかる」がオープンした。東日本大震災の津波で大きな被害を受けた十三浜を支援する宮城県七ケ宿町のNPO法人「水守の郷・七ケ宿」が運営し、生産者の復興を後押しする。
 「えしかる」は英語で「倫理的」や「道徳上」などを意味する。環境保全活動に取り組む水守の郷の理事長海藤節生さん(60)が「自然や農漁村文化を守る生産者と消費者を結ぶ食堂になってほしい」との願いを込めて名付けた。
 看板メニューは震災後、十三浜の住民有志が地元特産の塩蔵ワカメを使って開発したワカメうどん。水菜やトマトを載せたサラダ風、ホヤのかき揚げ付き(いずれも650円)など多様な食べ方を紹介する。
 延べ床面積は約70平方メートルで、カウンターとテーブル計22席。海藤さんは「ワカメうどんのおいしさをここから発信し、販路拡大につなげたい」と意気込む。
 ワカメうどんと県産米に揚げ物、煮物など約10品を添えた日替わりの松花堂弁当(1000円、1日30食)のほか、南三陸町産タコのカツバーガー(500円)も販売。環境に配慮して生産された県産の農水産物を活用しながら、順次新メニューを増やすという。
 店頭では冷凍のワカメうどん(130グラム、200円)や塩釜市特産の藻塩を使ったイカの塩辛(180グラム、680円)など県産食材の商品も販売する。
 えしかるの開設は、2021年2月末まで約3年間の予定。営業時間は昼の部が午前11時半〜午後2時、夜の部が午後5時〜8時半(月曜定休)。連絡先は福幸食堂えしかる090(8617)1016。


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2018年05月02日水曜日


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