宮城のニュース

<楽天>苦しむペゲーロ 直球攻めに遭い打率低迷

4月13日の西武戦で、菊池(右)から2ランを放った東北楽天のペゲーロ=楽天生命パーク宮城

 東北楽天のペゲーロが打撃に苦しんでいる。昨季は主に「強打の2番」で活躍したが、今季は1日現在、打率1割8分1厘で、先発から外れることも少なくない。不振の背景には、相手チームの直球攻めと打撃フォームの変化がある。
 4月8日のソフトバンク戦(楽天生命パーク宮城)。4−5の九回2死満塁でペゲーロは相手守護神サファテから全球直球での勝負を挑まれた。フルカウントからの9球目、156キロの高めを空振りし、同点、サヨナラ勝ちの好機を逸した。
 他球団は今季、ペゲーロ対策として直球の割合を高めている。共同通信デジタルによると、2ストライク時の直球の確率が54.7%と昨季より9.7ポイント高い。全投球の直球の確率も昨季を7.1ポイント上回った。高須打撃コーチ(現2軍打撃コーチ)は「相手チームに弱点を分析されている。これからも徹底的に狙われるだろう」と話した。
 直球攻めに遭い、得意の変化球に対応できない悪循環から三振も増えている。ペゲーロの40三振はリーグ最多。梨田監督は「もともと三振する確率の高い打者。それでも相手に与える脅威がある。本来はベンチにいる選手ではない。早く復調してほしい」と願う。
 打撃フォームにも課題がある。高須コーチは「打つ時に左肩が下がり、ボールを横から見ている。これまでと目線が違うので、詰まらされる場面が増えた」と指摘。打撃練習で修正に取り組んでいる。
 復調の兆しはある。4試合ぶりに先発した4月28日の西武戦(メットライフ)で左中間にソロ、29日の西武戦も左中間に2ランを放った。「打撃フォームは改善しつつある」と高須コーチ。最下位に低迷するチームが浮上するためには、背番号54の打棒復活が待たれる。(狭間優作)


2018年05月02日水曜日


先頭に戻る