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<ベガルタ>奥埜1カ月ぶり復帰濃厚 チームの狙い、体で示す

約1カ月ぶりの先発出場を目指し、紅白戦で中野(左)と激しく競り合う奥埜。右は永戸

 鋭い走りで5試合ぶりの勝利を狙う。うってつけの力を持つのが、約1カ月ぶりの復帰が濃厚な奥埜。今季はボランチで球際に強い守備が目を引くが、本来は攻撃的な選手。タイミング良く前線に顔を出す嗅覚に優れ、チームが目指す走りを体現してくれそうだ。
 中盤で走り回る姿が頼もしい。4月30日の練習で完全合流。1日の紅白戦では久々の実戦に疲れを見せながらも、必死に脚を動かした。「まだ痛みはある。体力と試合勘はプレーしながら戻す」と冷静に現状分析しつつ、「隙あらば攻撃を活性化させる」とにらむ。
 チームの課題として渡辺監督が指摘する点の一つが走力。「マイボールになったとき、ゴールに向かう走りが足りない」。機を見て、ウイングバックやボランチ、センターバックも加わった分厚い攻めを求める。
 前節の札幌戦で一定の手応えをつかんだ。全選手に2回ずつスプリント(ダッシュ)を増やすよう指示。ボランチの板倉や3バックの大岩がペナルティーエリアに進入し、好機をつくった。2−2のドローに終わり、「もっとできる」と渡辺監督。運動量が豊富な奥埜の復帰は心強いだろう。
 ただ、攻撃に人数をかければ、カウンターを浴びるリスクは増す。「攻撃参加はバランスが大事」と奥埜。的確な状況判断と前に出る覚悟が試される。(佐藤夏樹)


2018年05月02日水曜日


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