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<主砲の一ゲキ 山崎武司>チーム成績浮上へ/打順いじらず固定必要

 チーム打率2割1分6厘、78得点(1日現在)は、ともにパ・リーグ最下位。26試合で24パターンと打線をいじり過ぎなのが原因だ。少しでも固定しないといけない。毎日のように打順が違えば、打線がつながらないどころか、選手のモチベーションも下がる。この形は優勝への近道ではない。

どの選手を使わなくてはいけないかを第一に考えるべきだ。ペゲーロは我慢して先発起用してほしい。今は打線を引っ張る技術的なリーダー役が必要。得点源となる打線の中核を築かなくてはいけない。

ぺゲーロは昨季、「強打の2番」として、打率2割8分1厘、26本塁打、75打点で前半戦の快進撃を支えた。確かに今季は打率1割8分1厘、5本塁打、14打点と低調。それでも4月28、29日の西武戦で本塁打を放ったし、首脳陣はとにかく彼を信じ、立ち直らせる気持ちを持ってほしい。最近は先発落ちも目立ったが、不調時に休ませても、もっと調子が下がるだけだ。
 他には茂木だ。結果を求めて右翼方向に体勢が崩れがちなので、修正してほしい。ウィーラーは毎年春先は低調なスロースターターだから、さほど心配はない。あとはオープン戦首位打者だった内田をなぜ1軍に置かないのかが疑問だ。

投手陣も最近になって防御率がリーグ5位の4.24まで下がった。チームが巻き返すには、ダブルエースの則本、岸の先発試合はしっかり勝つこと。そのためにも打線の援護が必要だ。打線が弱いと、先発は先制されてはいけないというプレッシャーを感じる。最終的には我慢し切れずに失点を重ねる悪循環に陥る。
 楽しみなのは藤平だ。将来のエース候補として絶賛に値する。打者からすると、押し込まれるような強力な真っすぐを投げる。なかなか打ちにくく、天才的なボールだ。29日の西武戦でも見られたが、高低にばらつく制球さえ改善すれば楽に勝てる。開幕から未勝利の美馬、2セーブの松井も早めに立ち直ってほしい。特に松井は腕が振れていないし、動きに切れが感じられない。少し走り込んで体を強化してほしい。
 これまで6勝19敗1分け。借金は13あるが、まだ117試合もあり、取り返せる。個々の実力はほかに引けを取らないのだから、チームとして腰を据えた戦いを見せてほしい。(元東北楽天選手)


2018年05月02日水曜日


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