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保護猫の殺処分ゼロ達成 NPOと協力し譲渡先を確保 盛岡市・17年度

 盛岡市保健所が2017年度、市民協働で保護猫の殺処分ゼロを達成した。保護猫の譲渡先探しに取り組む地元のNPO法人「もりねこ」とタッグを組んだプロジェクトが奏功。関係者は岩手県全体への取り組み拡大を期待する。
 もりおかニャンとも幸せプロジェクトは、ボランティア世帯が保護猫を一時的に預かり、その間に保健所やNPOが譲渡先を探す仕組み。初年度は14世帯がボランティア登録し、51匹を数日〜3カ月預かった。
 一時預かり期間の餌や医療費はNPOが支給。寄付も募って資金面でサポートしたり、飼育法のアドバイスをしたりした。市には動物を保護する動物愛護センターがなく、限られた予算では治療や避妊手術の費用を捻出するのも難しいという。
 民間の協力を得て「保護できる猫の数が増え、職員に時間的余裕もできた」と市保健所の松館恵子獣医師は語る。もりねこの工藤幸枝理事長も「県全体でも殺処分ゼロを目指したい」と意欲を示す。


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2018年05月02日水曜日


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