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<ベガルタ>少ない決定機 迫力ある攻撃が続かず

G大阪−仙台 後半、ゴール前のこぼれ球を合わせたシュートが外れ、頭を抱えて悔しがる仙台・奥埜(左)。右は野津田(小林一成撮影)

 仙台がボールを保持して主導権を握るサッカーを掲げるなら、失点を1点に抑えた分を攻撃で挽回したかった。守備に難があり下位に沈むG大阪を相手に無得点では、浮上のきっかけをつかめない。
 流れは悪くなかった。サイドだけでなく、富田から石原へくさびのパスが入るなど、中央の攻めも意識。後半の立ち上がりには約1カ月ぶりに復帰した奥埜が前線に上がり、2度の決定機をつくった。
 しかし、迫力ある攻撃が長続きせず、ボールを支配して押し込んだ割に決定機が少ない。カウンターを気にしてか、ボランチやDFがゴール前に進入する場面は前節の札幌戦より減った。DFが敵陣深くへの進入を迷い、周囲と呼吸が合わない場面もあった。
 奥埜は「0−0の間は危険を冒さないよう心掛けたが、相手が引いていたなら、もっと前線とポジションを入れ替わってもよかった」と悔やむ。
 クロスの本数の多さはリーグ屈指だが、FW陣は必ずしも効果的とは感じていない。「クロス以外の形が必要」と西村。フリーでクロスを打つためにサイドチェンジも使ったが、石原は「サイドを変え過ぎ。ボールを持てているのだから、前に人数を掛けて(相手にとって)危険な縦パスを出さないといけない」と疑問を投げ掛ける。
 これで5試合勝ちなし。早く流れを止めなければ、ずるずると順位を落としかねない。(佐藤夏樹)


2018年05月03日木曜日


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