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204センチ力強いアタック 東北高・佐藤、バレー男子代表合宿高校生唯一の参加  「多く学んで成長したい」

吉田監督(奥)が見守る中、練習で力強いスパイクを放つ佐藤=仙台市の東北高泉キャンパス体育館

 今年のバレーボール男子日本代表登録選手に、高校生でただ一人、宮城・東北高3年のエース佐藤駿一郎(17)=204センチ、94キロ=が選出された。最高到達点3メートル45センチから放たれるアタックに加え、素早いクイック攻撃が武器。「(代表登録の)最年少らしく積極的に声を出し、結果を出していきたい」と意気込む。

 4月9〜28日に東京などであった代表合宿に参加した。最初は普段とは違う守備の布陣に苦労したが、「分からないことは自分から聞こう」と進んで質問。チームに溶け込み、威力があるジャンプサーブに切り替えるなど挑戦を続けた。
 バレーボールは仙台市館中2年で始めた。当時180センチだった体格を見込まれて地元のクラブチーム「TEAMi」を紹介され、バドミントン部から転向。俊敏さを生かしたプレーで頭角を現した。
 今回の代表合宿中には宮城県高校選手権があった。今後もたびたび仙台を離れることに不安はあるが、自分が不在でも3年ぶりの県選手権制覇を果たした仲間を信じ「多くを学んで、成長して戻ってくればいい」と前向きに捉える。
 東北高の吉田康宏監督は「佐藤を高校レベルでとどめておくわけにはいかない。長期間離れるのはチームにとってリスクだが、ゆくゆくは五輪を視野に上を目指してほしい」と期待する。
 佐藤は「代表としてはまず8月のアジア選手権のメンバーに入り、東北高としては今年こそ全国大会に出場する」と両立を誓った。(今愛理香)


2018年05月03日木曜日


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