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<トヨタ>ヴィッツ生産岩手へ 小型車生産を集約

 トヨタ自動車は今秋、主力小型車「ヴィッツ」の生産を豊田自動織機長草工場(愛知県大府市)からトヨタ自動車東日本岩手工場(岩手県金ケ崎町)に移管する。小型車生産をトヨタ東日本に集約し、生産を効率化させる。
 ヴィッツは1999年の発売以降、200万台以上販売された。2017年の販売台数は約9万台で新車の車種別で8位となり、20年近くたっても根強い人気を誇る。20年に全面改良されるとみられ、その後もトヨタ東日本が生産を担う。
 トヨタ東日本は、小型ハイブリッド車(HV)「アクア」や小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C−HR」を生産。年間生産台数は50万台を超え、トヨタの国内向けの3分の1を占める。トヨタが16年に導入した社内カンパニー制では「小型車カンパニー」に位置付けられている。
 新型ヴィッツには、トヨタの部品共通化戦略「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」が採用される。生産拠点の中で扱う車両のサイズを合わせ、生産効率の向上やコスト削減につなげる。
 豊田織機はヴィッツの移管後、海外で需要が拡大するSUV「RAV4」の新型車を生産する。東北の自動車産業関係者は「人気モデルの生産が始まれば部品の受注が増え、地域経済が底上げされる」と期待する。


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2018年05月03日木曜日


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