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<楽天>魔の7回 辛島、満塁被弾 打線は得点機に凡打

7回日本ハム1死、清水(奥)に逆転満塁本塁打を浴びた東北楽天・辛島

 両チームの七回1死満塁での攻撃が試合の明暗を分けた。東北楽天は岸が1−0で完封した前日の再現が見え始めた七回、辛島の被弾が痛かった。1死満塁、カウント1−1の3球目、ど真ん中に入った速球を清水に中越えにたたき込まれた。「2球目の直球と同じく、真ん中に甘く入った」と左腕は反省しきり。清水は意表を突かれた形で2球目を見逃した反省から「自分が捕手なら同じ球を求める」と狙った。まさに「一球先は闇」だった。
 100球が目前だった七回、疲れが見え始めた辛島の交代機を見誤った感は否めない。直前の1死一、二塁、梨田監督は佐藤投手コーチをマウンドに行かせたが続投を判断。代打の鶴岡に対し「辛島なら併殺に打ち取れる」と考えた。だが結果は鶴岡に中前打を許し、清水の逆転弾につながった。「長く投げさせ過ぎた。辛島に申し訳ない」と判断ミスを認める。
 逆に東北楽天は、七回1死満塁から茂木、ペゲーロが倒れて無得点。「1、2点でも援護できていたら…」と、指揮官は最少リードの苦しい投球を強いた試合展開を嘆いた。
 5月を連勝スタートできず、低迷期の2005、06年に次ぐ28試合で20敗に到達した。チームはなかなか重苦しい空気を拭い去れずにいる。(金野正之)


2018年05月04日金曜日


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