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オルゴール時を超え響く 仙台フィルの生演奏と協演

背後のアンティーク・オルゴールと協演するバロック音楽の奏者たち

 バロック音楽の生演奏とアンティーク・オルゴールを楽しむ「古楽の調べ」が3日、宮城県松島町のザ・ミュージアムMATSUSIMAで開かれた。制作当時の音を再現するオルゴールと数百年前の楽器を奏でる現代の奏者が協演した。
 バロック音楽が流行しオルゴールも発明された17世紀に思いをはせる初の試み。仙台フィルハーモニー管弦楽団のバイオリニスト小池まどかさんら奏者3人が、オルゴールの自動演奏に合わせ「キューバのダンス」など2曲を披露した。
 ほかに、3人だけでマラン・マレ作曲「聖ジュヌビエーブの鐘」など4曲を演奏。ベルサイユ宮殿など当時の貴族社会で人気だった室内楽の柔らかな音色に、観客は聞き入っていた。
 企画した仙台市青葉区の音楽家榊原光裕さん(62)は「時を超えてオルゴールとバロック音楽の音が出合った。歴史や音に込められた時間を知ってほしい」と語った。同区の無職菅野信子さん(83)は「素晴らしかった。また聞きたい」と話していた。


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2018年05月05日土曜日


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