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<入試のツボ>教科書の理解深めて

◎本年度公立高入試(4)後期・社会

 2018年度公立高後期選抜の社会は大問、小問とも設問数は前年と同様だった。県の特徴である文章記述問題も、例年通り大問ごとに1問出題された。過去に文章記述が10問を超えたこともあったが、ここ数年はこの形式が定着している。
 分野別では、地理の出題が45点分と半分近くを占めた。「思考力」「判断力」「表現力」を重視する傾向が強くなっている中で、資料を読み取り、持っている知識をフル稼働して記述する問題は必須だ。
 入試において大切なのは、何よりも基本。語句記述問題は地理、歴史、公民とも教科書の基本語句からの出題となっている。文章記述問題、資料読み取り問題も基礎知識がないと歯が立たない。
 まずは教科書内容を確実に理解し、スムーズにアウトプットできるようにしてほしい。問題を繰り返し解き、生じた疑問を解消していこう。理解を深めることで初めての問題でも対応しやすくなる。
 例えば、18年度入試では伝統的工芸品の指定を受ける利点を述べさせる問題が出た。何年か後には他の認証マークの問題が出るかもしれない。
 社会という教科の特性上、学ぶべき内容には社会事情や世相が含まれてくる。18年度も出題された少子高齢化や社会保障など、現在の日本が抱える課題は特に詳しく学習しておく必要がある。
(河合塾NEXT・進藤誠泉中央教室長)


関連ページ: 宮城 社会 入試のツボ

2018年05月05日土曜日


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