宮城のニュース

震災伝承 若者ら議論 より若い世代へ課題探る 宮城・石巻

震災伝承のこれからについて、若者が本音で話し合った

 東日本大震災の被災地で語り部などの伝承活動をする若者たちが語り合う「あの日のいろんなこと 若者トーク」が4日、宮城県石巻市南浜町の南浜つなぐ館であり、活動の現状や今後の課題について、それぞれの思いを披露した。
 若者が自分たちの活動を紹介した後、会場を交えた座談会に入った。東松島市野蒜地区の語り部をする志野ほのかさん(19)は「伝承の切り口を大切にしながら、今後は明るい取り組みでも人を呼び込み、伝承のプラスにできればいい」と語った。
 より若い世代への継承について、女川町の「いのちの石碑プロジェクト」の鈴木元哉さん(19)は、「震災後しか知らない子に、危険性や怖さをどう現実味を持って伝えていくかが課題」と話した。
 震災から7年が過ぎたことによる風化の懸念に、石巻市大川小の伝承活動に携わる永沼悠斗さん(23)は「防災を毎日考えなくても、大事な時に思い出すことができれば、それは風化ではない」と強調した。
 震災伝承活動の連携組織「3.11メモリアルネットワーク」が3月に続く第2弾として企画。県内外から約30人が参加した。


2018年05月06日日曜日


先頭に戻る