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<NPOの杜>役目終えた制服、次の人へ

 学校の制服のリユースが全国で広がっています。卒業して着なくなった制服や体に合わなくなった制服を新入学生などに譲り、活用してもらう取り組みです。
 この背景にあるのが制服の値段の高さ。公正取引委員会が昨年発表した調査結果によると、中学生の制服の平均販売価格は男子用ブレザーが3万3122円で、さらに値上がり中です。入学時には買わなければならない学用品も多く、経済的に負担がかかる上、在学中に成長して買い替えが必要になれば、さらに家計を圧迫します。
 一方で、卒業してしまえば全く使わない制服。これを眠らせておくのはもったいないと、グループ根っこは22年前に循環の仕組みを作り、リユース活動を始めました。
 仙台市泉区の泉松陵コミュニティ・センターの常設コーナーには地元の松陵中のほか、近隣高校の制服や体操着、授業で使う柔道着などが並びます。無料で提供してもらったものをクリーニングし、その費用相当の値段で必要な人に譲り、多い時は年間100点以上提供してきました。家計や環境に優しい好循環は、役目を終えた制服の提供があればこそ。ぜひ080(6007)3382へお電話を。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 堀川晴代)


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2018年05月07日月曜日


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