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栗原の火災 過去最低30件 消防本部「注意継続を」

 栗原市の2017年の火災件数は前年より16件少ない30件で、過去最低になったことが7日、市消防本部のまとめで分かった。市内では昨年5月に山林など計約6ヘクタールを焼く大規模火災が発生しており、消防本部は「昨年の被害が市民の防火意識を高めた可能性がある」とみている。
 統計によると、17年に発生した火災の内訳は建物12件、林野4件、車両0件、下草など「その他」14件。合併前の10町村を管轄する栗原地域広域行政事務組合消防本部が発足した1970年以降、最も少なかった。これまでの最少は80年の38件だった。最多は78年の98件。
 大規模火災は昨年5月8日午後0時5分ごろ、同市築館上宮野の山林で出火。焼失面積は山林と原野、畑などが計約5.7ヘクタール、建物が計約1750平方メートル(13世帯24棟)で、住宅の全焼は4世帯5棟だった。
 この火災以降、市内では消防団が防火広報や放水など各種訓練を徹底。18年になっても1〜4月は14件の発生にとどまり、空気が乾燥する時期としては低水準で推移している。
 消防本部の担当者は「大規模火災以降、市民の火の取り扱いが厳格になった。さらに一件でも減らせるよう注意を続けてほしい」と話した。


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2018年05月08日火曜日


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