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クマガイソウ群舞 5万株見頃 いわき・田人

杉木立の中で群生するクマガイソウ

 いわき市の山あいにある田人町綱木地区で、絶滅が心配されているクマガイソウの花が見頃を迎えている。約10世帯の小集落で住民が守り育てた群生地は約5万株と国内有数の規模。今月半ばまで花を楽しめる。
 標高約450メートルの群生地は、2016年に89歳で亡くなった平子(たいらこ)長雄さん方の裏山。開花は例年より早く、市内外の人が一面の花に見入っている。
 平子さんは十数年前から株分けを繰り返し、約3万株の群落に育てた。住民らが14年に設立した「綱木クマガイ草を守る会」が思いを引き継ぎ、さらに拡大。来場者も増え、17年は約6000人が訪れた。
 紅紫色の筋の入った袋状の白い花が特徴。守る会の平子清子さん(66)は「花を眺めていると心が落ち着く。田園の風景とともに楽しんでほしい」と話す。
 開園は午前9時〜午後4時。保護協力金300円。駐車場約50台。連絡先は守る会0246(89)3404。


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2018年05月08日火曜日


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