宮城のニュース

沖縄で発見の万年筆に名前刻印 「金持清」さん、宮城・栗原の戦没者か

沖縄県糸満市米須地区の壕内で見つかった万年筆(西島さん提供)

 太平洋戦争の遺骨収集ボランティアをしている沖縄県浦添市の会社社長西島恵歴(えれき)さん(27)が、旧鶯沢村(現栗原市)出身の戦没者とみられる人物の名が刻まれた万年筆を同県の避難壕(ごう)で見つけた。「金持清」と記されており、西島さんは「遺族に返却したい」と情報提供を呼び掛けている。
 万年筆は4月25日、同県糸満市米須地区の山あいにある壕内を掘っていた際に見つかった。県立図書館所蔵の書籍に掲載されていた戦没者名簿と照合し、旧鶯沢村の人物と判断した。
 万年筆は黒色で、側面に金色で名前を刻印。名簿によると所属部隊は野戦兵器廠(しょう)で階級は伍長。遺族欄には「母トヨ」と記されていた。死亡年月日は1945(昭和20)年5月25日で、死亡場所は「稲嶺」とあった。
 西島さんは「以前も地元紙への呼び掛けを通じ、遺品を遺族に返却できたボランティア仲間がいた。あるべき場所にお返ししたい。心当たりがある人はぜひ名乗り出てほしい」と話す。
 連絡先は西島さん080(6497)0335。


関連ページ: 宮城 社会

2018年05月09日水曜日


先頭に戻る