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さあ謎解きの冒険へ 仙台出身アートユニットが新作絵本 ライブでPR「キャラやシーン楽しんで」

ライブペイントで来場者の似顔絵を描く(右から)ムトウさんとはらださん=4月7日、仙台市青葉区のエスパル仙台
「タヌタヌ探偵 水玉シーツ事件」

 仙台市出身のムトウアキヒトさん(29)とはらだかおるさん(32)によるアートユニット「uwabami(ウワバミ)」が、新作絵本「タヌタヌ探偵 水玉シーツ事件」(学研教育みらい)を出版した。ライブ感覚で作画するイベントを市内で開き、家族連れなどに本の魅力をPRした。
 絵本は変装の得意なタヌタヌ探偵が、盗まれた水玉シーツを追って謎を解いていく冒険物語。水彩でキャラクターや建物が細かく描き込まれ、さまざまな「探し絵」が潜む。
 「探し絵だけでなく、ストーリーとしても、1枚の絵としても楽しめるよう意識した。いろいろなキャラクターやシーンを楽しんでもらえたら」とはらださん。ムトウさんは「タヌタヌ探偵をシリーズ化し、世界を深めていきたい」と話す。
 イベントは4月7、8の両日、青葉区のエスパル仙台で開催。絵本の2倍サイズの原画13点を展示した。
 会場ではリクエストに応じて画面に描き込む「キャラストレーション」という独自の画法も披露した。縦1.0メートル、横3.6メートルの紙にムトウさんが来場者の姿をペンで描き、はらださんが絵の具で彩色した。
 訪れた若林区のウェブデザイナー武藤理紗さん(31)は夫(34)、長女(4)と共に舞踏会風の服装でイラストに描いてもらった。「家族でかわいく描いてもらい、うれしい」と笑顔を見せた。
 ムトウさんは仙台一高、はらださんは宮城一女高(現宮城一高)を経て武蔵野美術大を卒業。仙台美術予備校(仙台市)で出会い、2010年にユニットを結成。東京を拠点にライブペイント、イラスト、アニメなど幅広く活躍する。絵本は「しゅばばばばばば びじゅつかん」(ひさかたチャイルド)に続き2作目。
 「タヌタヌ探偵−」はA4ワイド判、1404円。連絡先は学研03(6431)1002。


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2018年05月09日水曜日


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