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<ベガルタ>茂木がハットトリック 「どんどん前に」攻めて快挙

仙台−横浜M 後半17分、直接FKを決めてハットトリックを達成し、野津田(右)や永戸(中央)と抱き合って喜ぶ仙台・茂木(小林一成撮影)

 悔しい思いをしてきた茂木が一躍、ヒーローになった。J1とルヴァン杯を通じての初ゴールを決めて勢いづき、ハットトリックの快挙。「どんどん前に行く持ち味を出そうと決めていた」。いつも通りクールに振り返る姿が頼もしい。
 1点目を挙げた場面ではカウンターから中央の梁勇基がトラップした球が、わずかに右へ流れたのを見逃さなかった。サイドを駆け上がって「OK」と叫びながら拾い、「入れ」と念じて右足を振り抜いた。
 運も味方に付けた。こぼれ球を拾い、ジャーメインに送った速いクロスがGKに当たり、2点目。3点目となった約40メートル弾のFKは壁に当たり高く上がった球がネットに吸い込まれた。
 チーム全体で相手両サイドの背後を徹底的に突き、何度も決定機をつくった。「思っていた以上にフリーになった。スプリントしたら好機は来ると思った」。果敢に攻め上がってリズムをつかんだ。
 今季はリーグ戦でまだ出場がない。3得点と大活躍したとはいえ、課題の守備については「裏を取られ、カバーリングがうまくできなかった」と言う。
 1次リーグも残るは16日のアウェーFC東京戦のみ。引き分け以上で突破が決まる。「ここで終わればそこまでの選手。良いプレーを続ける」と気を引き締めた。(佐藤夏樹)


2018年05月10日木曜日


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