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<両陛下>来月福島へ 被災地訪問在位中最後か

 天皇、皇后両陛下は6月9日から3日間、第69回全国植樹祭への出席と東日本大震災からの復興状況視察などのために福島県を訪問される。2019年4月末の退位が決まっている陛下にとって、在位中の東北の被災地訪問は最後とみられる。
 両陛下は9日、郡山市入りした後、内堀雅雄知事から県政の説明を受ける。いわき市の災害公営住宅で居住者と懇談する。10日は津波被害を受けた南相馬市原町区雫(しどけ)地区にある慰霊碑に拝礼後、同地区の海岸防災林整備地で開かれる全国植樹祭に出席し、クロマツなどを手植えする。
 11日は相馬市原釜地区の慰霊碑への供花に続き、同地区の地方卸売市場を見学。福島市の古関裕而記念館などを視察し、帰京する。
 植樹祭は「国民体育大会」と「全国豊かな海づくり大会」に並ぶ三大行幸啓の一つ。次回は愛知県で開催される。近年は5、6月に開かれることが多く、陛下は同4月30日に退位するため、植樹祭への出席は今回が最後となる可能性がある。
 震災以降、両陛下による福島県訪問は6度目。内堀知事は「力強く歩みを続ける県民の姿や、震災と原発事故で大きな被害を受けた浜通りの状況をご覧いただき、県民との触れ合いを深めていただくことをありがたく存じている」との談話を出した。


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2018年05月10日木曜日


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