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<仙台市資材単価ミス>14件の入札やり直しに 開札、当初より40日遅れ

仙台市役所

 仙台市が市発注工事の予定価格の積算に使う資材単価の算出を誤った問題で、市は10日、入札手続きを中断した64件中18件で予定価格に変更が生じ、うち14件の入札を中止したと発表した。14件は手続きをやり直すため、開札が当初予定より40日程度遅れる見通しで、工事に影響が出る可能性もある。
 市によると、誤った単価を使った工事は24件あった。正しい単価で予定価格を積算したところ、平均で1万1000円の誤差が生じた。誤差が最大となったのは予定価格が3億円超の道路工事で、再積算の結果、7万200円増えた。
 24件のうち14件は事前公表した予定価格が変わったため、再入札する。4件は予定価格が変わったものの、指名競争入札で事後に公表するため影響はなく、入札手続きを継続する。
 残る6件は再積算しても当初の予定価格と同額となり入札手続きを再開した。うち1件は予定より1週間遅れて7日に開札された。5件は今後、当初の日程通りに開札する。
 算出ミスは昨年4月以降の入札で使われた資材99品目に及んだ。市場価格を扱う二つの専門誌から算出する際、価格の地区表示が「仙台」「東北」などと異なれば、「仙台」の価格を使うルールだったが、算出を受託した業者は誤って平均価格を採用した。
 今回新たに水道局が独自に算出する33品目の資材単価でも誤りが発覚した。職員2人が算出を担当。ミスは業者と同じ構図だった。
 市は計132品目の影響を調査中。入札手続きを中断した64件以外は昨年4月以降に入札を行い、既に工事を終えたり、着工したりした工事が1000件以上に及ぶため、影響額は現時点で分からないという。


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2018年05月11日金曜日


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