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<ベガルタ>本格コーヒーで熱く集客アシスト 専門店営むサポーターが念願のユアスタ出店

ユアスタ仙台のコンコースで本格コーヒーを販売する栗谷さん(右)

 サッカーのJ1仙台を長年応援し、仙台市内でコーヒー専門店を営む男性が今季、念願だったホームのユアテックスタジアム仙台(泉区)に出店を果たした。「チームを支えたい」との思いに、クラブが応えた。自家焙煎(ばいせん)のコーヒーを提供して集客の一助となり、チームの勝利を後押しする。全国のスタジアムで、本格的なコーヒーを提供する店舗は珍しいという。
 店を出したのは、青葉区の栗谷将晴さん(47)。出店料を払い、ユアスタ仙台コンコースで「KURIYA・COFFEE」を不定期で営業している。
 世界中から厳選した豆を使ったひきたて、入れたての味を1杯400円で提供する。「一番いい豆を選んで提供している。対戦チームのサポーターも買ってくれ、お客さんとの対話が楽しい」。出身地の横手市増田町産のリンゴを使ったジュースも販売している。
 栗谷さんは1997年からチームを応援。ユアスタ仙台に足しげく通い、スタンドで太鼓を鳴らしながら声援を送った。4年前、約20年勤めた建設会社を退職。コーヒー好きが高じ、青葉区二日町に店を構えた。
 「いつかはユアスタ仙台でも店を開く」との夢を抱き、今季の開幕前にクラブ関係者から誘いを受けて決意した。
 販売する本格コーヒーはクラブが認定するスタジアムグルメの統一ブランド「ベガフーズ」に選ばれた。サッカー女子、なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディースの試合がある日も営業している。
 試合中は店を離れられず、以前のようにスタンドから応援できなくなったが、寂しさはないという。
 「違う形でサポートできる喜びの方が大きい。サポーターをさらに増やす役に立てればうれしい」と栗谷さん。12日の広島戦も営業する予定だ。


2018年05月11日金曜日


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