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<Miyagi1951>写生中の学生、画家になった 米軍医撮影の写真、人物判明

米軍医が1951年に撮影した写真を手にする東城さん

 米軍医だった故ジョージ・バトラーさんが1951年に宮城県内各地で撮影した写真を紹介するウェブサイト「Miyagi 1951」に掲載された男子高校生が、石巻市向陽町の画家東城照夫さん(85)と判明した。
 東城さんが写っていたのは「School Boys painting with watercolors(水彩画を描く男子学生)」と題したカラー写真。当時は石巻高3年の美術部員で、学校近くで後輩とスケッチした際の1枚とみられる。
 4月中旬、友人の知らせでサイトを見た。男子学生は横向きで目元が帽子の陰になっているが、耳の形や学生帽、くたびれたシャツからすぐに自分と分かったという。
 東城さんに撮影された記憶はなく、「あの頃、スナップ写真を撮る機会はなかった。貴重な写真をカラーで残してくれたバトラーさんに感謝したい」と喜ぶ。
 米軍松島キャンプ(東松島市、現航空自衛隊松島基地)があった時代もあり、大勢の米兵の姿を覚えている。「みんなスタイルが良くて、質のいい服を着ていた。一緒にキャッチボールをした」と懐かしむ。
 東城さんは東北大教育学部美術科を卒業し、県内の中学校で美術教員を約30年務めた後、画家になった。河北TBCカルチャーセンター講師も務めた。


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2018年05月11日金曜日


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