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<石巻・津波復興祈念公園>犠牲者悼む「祈りの場」完成予想図示す

「祈りの場」の完成予想図

 東日本大震災で被災した石巻市南浜地区に国などが整備する津波復興祈念公園の施設配置などを検討する有識者委員会が10日、宮城県庁であり、犠牲者を追悼する場となる「祈りの場」の完成予想図が示された。
 祈りの場は約700平方メートルの円形の広場で、公園中央部に整備する。新たに設ける人工池に面するように配置する。池側の縁に御影石の台座を設け、訪れた人たちが花を手向ける献花台にする。
 映像展示室などを備え、震災の教訓を伝承する中核的な建物のほか、来訪者が集い、催しなどを開ける広場を近くに配し、一帯を伝承と鎮魂の場として位置付ける。
 委員長を務める東京都市大の涌井史郎教授や亀山紘石巻市長ら7人が出席。祈りの場を濃い灰色のコンクリートで舗装する案について、委員からは「荘厳な感じがあり、追悼の場所としてふさわしい」などの意見が出た。
 涌井教授は終了後に「今後は維持・管理の視点が求められる。整備に携わる国と県、石巻市の3者が公園イメージを共有する仕組みが必要だ」と話した。


2018年05月11日金曜日


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