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<女川原発>有毒ガスの防護評価手法に疑問 2号機審査で規制委指摘

 原子力規制委員会は10日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準への適合性審査会合を開き、東北電が有毒ガス防護について評価結果を示した。規制委は評価手法などに疑問を示し、改めて回答を求めた。
 東北電は米国の評価基準に基づき、敷地内で有毒ガスの発生源になり得る化学物質を抽出。建屋などに輸送するハロンが放出しても濃度は基準値を下回るとし、敷地外の工場から放出されるケースを含め、中央制御室や緊急時対策所の社員に影響はないとした。
 規制委の担当者は「米国基準で一律に抽出するのは女川固有の状況が反映されず、妥当ではない。化学物質の拡散形態も含め多くの疑義がある」と指摘し、改善を求めた。
 有毒ガス防護は昨年5月に新規制基準に加わり、今回が全ての原発で初の審査となった。東北電は内部火災対策で耐火実験の結果も示したが、継続審査となった。


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2018年05月11日金曜日


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