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<福島銀>森川社長辞任へ 後任、元東邦銀専務で調整

 福島銀行は森川英治社長(62)が辞任し、元東邦銀行専務の加藤容啓(たかひろ)とうほう証券社長(61)が新社長に就く方向で最終調整していることが10日、関係者への取材で分かった。福島銀は2018年3月期決算で純損益が赤字に陥る見通しで、体制を新たにする狙いがあるとみられる。
 福島銀と東邦銀はともに福島市に本店を置く。加藤氏が新社長に就けば、営業エリアが重なるライバル行からトップを招く異例の人事となる。福島銀の社長は森川氏まで2代続いて日銀出身者が務めてきた。
 福島銀は不良債権処理費用などが当初予想を上回る見込みで、今年2月に利益予想を下方修正。マイナス金利政策で収益環境は厳しく、含み損解消のための投資信託売却により新たに損失が発生したことも赤字要因とみられる。同行は「自己資本比率は高く、経営は健全だ」と説明している。
 加藤氏は福島市出身、中央大卒。東邦銀行に入り、代表権のある常務、専務を務め、15年のとうほう証券設立時に社長に就いた。
 森川氏は大阪市出身、東大卒。日銀福島支店長などを歴任後、福島銀行に入り、副社長を経て12年から社長。


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2018年05月11日金曜日


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