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荒浜駐在所7年ぶり再建 災害公営住宅前に移転新築 宮城・亘理

災害公営住宅のそばに移転新築した荒浜駐在所

 東日本大震災の津波で大きな被害に遭った宮城県亘理町荒浜の亘理署荒浜駐在所が移転新築して業務を始め、現地で11日、開所式があった。
 住民約30人が出席し、地域の治安拠点の再開を喜んだ。1人で勤務に当たる山田伸太郎所員は「住民に寄り添った活動をしたい」と抱負を語った。
 旧駐在所は荒浜中の西側にあり、津波で損壊。所員は亘理署を拠点に業務を続けた。新駐在所は木造平屋で面積約105平方メートル。旧駐在所から約500メートル内陸寄りにある災害公営住宅前に再建された。
 地元の箱根田西行政区の阿部一敏区長は「多くの人が住む公営住宅の前に建設され、地域の安心感が増した」と言う。被災した旧駐在所があった箱根田東行政区の桜井幸次区長は「多くの観光客が訪れる地域なので、駐在所の再建を心待ちにしていた」と話す。
 亘理署管内では山元町の坂元、山下駅前両駐在所も津波で被災。坂元は4月に開所式を行い、山下駅前の再建計画も進んでいる。


2018年05月12日土曜日


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