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<ベガルタ>奥埜と中野が攻守の要に 野津田不在のチーム支える

仙台ユースとの実戦練習でプレーする奥埜(中央)。右は広島戦に出場できず、ランニングする野津田

 団結力で首位を走る広島の4連勝を阻止する。リーグ戦開幕から13試合連続でフル出場してきた野津田が欠場。代わって中盤を担う選手たちが、それぞれの持ち味を発揮して迎え撃つ。
 仙台ユースとの実戦練習。いつも駆け回っていた野津田の姿はピッチになかった。「3−5−2」の中盤には奥埜と中野が入り、2トップやアンカーの富田らと連係して攻守に動いた。
 渡辺監督が「ガク(野津田)がいないのは痛い」と言うように、野津田はDFからボールを引き出し、さばき、最前線にも顔を出す攻撃の要を担ってきた。代わりにチームの屋台骨を支えるには、タイプが違う2人の力が欠かせない。
 広島は引いて守ってボールを奪い、ボランチの青山が急所にパスを出してくるのがパターン。奥埜は球際の強さに加え、縦に素早いパスも供給する。「出場した選手が責任を持ってプレーする」と力強い。中野は鋭いドリブルで攻撃の突破口を探る。「オクくん(奥埜)と僕が、ガクとは違う良さを出す」と闘志を燃やす。
 前節のアウェー湘南戦で6試合ぶりの勝利を挙げた。主力が不在でも首位相手に強さを示し、勢いを証明したい。渡辺監督は「誰か一人に頼る戦いはしていない」と仲間の奮起に期待した。(佐藤夏樹)


2018年05月12日土曜日


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