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<楽天>則本真骨頂 強気の投球でわずか1安打今季初完封 上昇気流にチーム乗せる

オリックス打線を1安打完封し、3勝目を挙げた東北楽天・則本

 相手打者を圧倒するエースの姿がよみがえった。東北楽天の則本はわずか1安打で今季初の完封勝利を飾った。「この2試合はふがいなかった。チームが勝てる投球ができてよかった」とホッとした様子だった。
 大量失点で敗れた直近2試合を反省し、強気で攻めた。六回2死一塁、強打のマレーロに対しフルカウントからの勝負球で、嶋のサインに何度も首を振って投じたのは150キロの直球。ほぼ真ん中だったが、球威が勝り右飛に仕留めた。
 「真っすぐで押した方がいいと思った」と則本。前回までの6試合では直球は約4割だったが、この日は半数を超えた。佐藤投手コーチは「(連敗中は)いろんなボールで抑えようとしていた。ちょっと変えてみた」と、にやりと笑った。
 八回はアクシデントに襲われた。先頭T−岡田に4球を投げた後、呼吸が浅くなり立ちくらみのような症状が出てベンチに引き揚げた。治療後、再びマウンドに戻ってからはこの回、圧巻の3者連続三振。則本は「よくあること。その後は問題なくやれたので大丈夫」と落ち着いていた。
 エースが完璧に抑えての今季初の3連勝に「久しぶり過ぎて、忘れてしまったよ」と梨田監督の口も滑らか。チームは明るい雰囲気を取り戻し、ようやく上昇気流に乗り始めた。(狭間優作)


2018年05月13日日曜日


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