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<なでしこL・マイナビ仙台>後半守勢に回り、弱さ出る

 悪い流れを止められない。仙台は2点リードを守り切れず、終盤に追い付かれた。3戦連続で複数失点を喫し、白星から見放されている。「悔しいというか、情けない」。主将の安本は苦い表情で振り返った。
 前半のゲームプランは悪くなかった。左のサイドバックに攻撃の意識が高い高平、サイドハーフにDF登録の万屋を初めて配置した起用が当たった。5分に左サイドを崩し、井上が今季初ゴール。30分には逆の右サイドを突き、安本の「思い切って右足を振り抜いた」というミドルシュートで差を広げた。
 今季初の複数得点。完璧な内容が逆に選手を苦しめた。後半、攻撃のスイッチを入れた相手を止められない。「最初から勢いにのまれた部分があった」と安本。ボールを奪っても前に蹴り出してかわす意識が先立った。前線の井上も「3点目を早く取りたかったが、うまくいかなかった」。攻守に焦りが出れば、終盤の連続失点も必然だった。
 0−4で大敗した前節のINAC神戸戦の後、選手たちだけでミーティングしたという。安本は「『戦う気持ちを全員で表現しよう』と思った」と言うが、守勢に回ると弱さが出る課題は解消できなかった。「この反省を生かし、次は何が何でも勝ちに行く」と越後監督。堂々とした試合運びをそろそろ見たい。(原口靖志)


2018年05月14日月曜日


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