宮城のニュース

<仙台空港>就航呼び込め新旅客棟 11月運用開始へ整備中

待合スペースから旅客機に向かうスロープなどの整備が進むピア棟内部

 仙台国際空港(宮城県名取市)は14日、旅客の増加を見越して建設している国内線の旅客搭乗棟(ピア棟)を報道各社に公開した。完成すれば、国内線の搭乗口は現在の6カ所から10カ所になる。運用コストの低い設備を導入し、航空会社の新規就航や既存路線の増便にもつなげたい考え。11月にも運用開始する。
 ピア棟はターミナルビル南側に直結させる。一部3階で、延べ床面積は5950平方メートル。旅客機に徒歩で乗り込む搭乗口とバスで移動する搭乗口に分かれる。建設費は約20億円。
 現状のターミナルビルは、設計段階で年間旅客数の上限を300万人台後半に設定していた。ピア棟の整備により、同社が2044年度の目標に掲げる550万人まで対応可能になる。
 発着便が集中してフル稼働する朝の時間帯でも増便が可能になる。航空会社が使用料を負担する旅客搭乗橋は設けず、駐機場を歩いて移動する搭乗方法にして運用コストを抑える。
 岩井卓也社長は「本格的に旅客が増える前に前倒しで設備投資をした。ピーク時の能力が上がり増便や路線誘致に有利に働く」と話した。


関連ページ: 宮城 経済

2018年05月15日火曜日


先頭に戻る