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広域水道で小水力発電 商社子会社が運転開始

発電所の運転状況の説明を受ける関係者

 白石市白川津田にある低区調整池に、県の仙南・仙塩広域水道を活用した小水力発電事業の「県白石発電所」が完成し、現地で16日、竣工(しゅんこう)式があった。丸紅子会社で水力発電事業の三峰川(みぶがわ)電力(東京)が整備し、運転を始めた。
 地下に水をためる調整池の送水管に水車発電機を設置。上流にある同市の南部山浄水場から高低差約30メートルで流れ込む水道用水を使う。長野県伊那市の三峰川発電所で監視制御する。総事業費約1億5000万円。
 出力は最大95キロワット。年間発電量は一般家庭150〜200世帯分の使用量に当たる約67万キロワット時を見込む。全量を1キロワット時34円で東北電力に売電する。契約期間は20年で、賃貸料年間150万円前後を県に支払う。
 式典に関係者約50人が出席。幾島渉社長は「水道から生まれる環境に優しいエネルギーを安定的に供給し、まちづくりに貢献したい」と述べた。
 県によると、水道用水を使った小水力発電は県内3例目。


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2018年05月17日木曜日


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