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<汚染廃>本年度のすき込み着手 大崎

細かく切った汚染牧草を機械でまいた実験場所

 大崎市は16日、東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物を、すき込みで減容化する本年度の実験に着手した。
 実験場所は、同市鳴子温泉上原地区の一時保管場所脇にある市有地2カ所計4000平方メートル。対象の汚染牧草は平均290ベクレルの約8トン。細かく切った汚染牧草を散布した後、約30センチの深さに耕してすき込み、上から牧草の種をまいた。
 鬼首地区の民有地でも、ほぼ同規模ですき込みを行う予定。7、10月に牧草を刈り取り、放射性物質の影響などを調べる。
 市有地4000平方メートルのうち1500平方メートルでは昨年もすき込みを実施。刈り取った牧草は牛の餌として使えるレベルだった。
 市は6000トン余りある基準以下の汚染廃棄物のうち、400ベクレル以下3100トン余りを焼却によらず、すき込みなどの実施に努めるとしている。すき込みには膨大な面積が必要で、市は400ベクレル以下の処理完了時期などを示していない。


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2018年05月17日木曜日


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