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<宮城・山形未来創造フォーラム>両県で東北をけん引 知事が新たな連携構想

新構想を発表した村井知事(右から2人目)と吉村知事(同3人目)

 宮城、山形両県の連携交流の促進を考える「宮城・山形未来創造フォーラム」が17日、山形市であり、村井嘉浩宮城県知事と吉村美栄子山形県知事が新たな連携基本構想「未来を共に創る 新MYハーモニープラン」を公表した。防災、観光などの分野で施策展開の足並みをそろえ、東北をけん引する中枢圏域として一層の成長を目指す。
 フォーラムは両県と仙台、山形両市などでつくる宮城・山形未来創造会議が主催。行政や商工関係者ら200人が参加した。
 副題の「新MYハーモニープラン」には、M(宮城)とY(山形)が調和する意味を込めた。実施期間は本年度から10年間を想定。両県が企業や大学、NPOなどと連携しながら(1)地域・暮らし(2)観光・交流(3)産業・経済(4)交通基盤−の4分野で事業を展開する。
 取材に対し、村井知事は「両県は隣り合うが気候も食べ物も違う。観光面は、力を合わせることで倍の経済効果が生まれる」と強調。吉村知事は「宮城、山形が連携して互いに発展することが、両県の未来や東北の発展につながる」と構想の実現に意欲をみせた。
 東北芸術工科大の本吉裕之准教授が「5年、10年後の宮城・山形を見据え、目指すべき道とは」と題して講演。山形名物玉こんにゃくにちなみ、IT産業の集積地シリコンバレーをもじった「タマコンバレー」構想を提唱。「工場が集積する山形、宮城は工場見学がインバウンドなどの観光資源になる」と述べた。


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2018年05月18日金曜日


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