宮城のニュース

<みやぎ産業振興機構>創業支援のノウハウ持つ人材育成 6月からIM研修

 みやぎ産業振興機構と宮城県は6月、県内の商工会や金融機関で創業支援に携わる職員らを対象にした人材育成事業「みやぎインキュベーション・マネージャー(IM)養成研修」を始める。専門的な知見を持った人材を増やして創業を促進し、地域経済の活性化を図る。
 IMは一般社団法人「日本ビジネス・インキュベーション協会」(JBIA、東京)の認定資格。起業者に対し、構想や企画の段階から経営の安定まで一貫して支援する専門家だ。
 養成研修はJBIAとの共催。約半年の期間中に起業者2人への支援を実体験し、講座でIMの概念などを学ぶ。
 県が「宮城の将来ビジョン」(2007〜20年度)で掲げる県内総生産10兆円の達成には、創業による事業所の増加が欠かせない。一方、国の雇用保険事業年報などによると、県内の16年の開業率は5.6%(2226件)で全国13位。11年は東日本大震災の復興支援などで7.0%(2396件)で2位となったものの、現在は震災前の水準に戻りつつある。
 創業促進には経営や財務など幅広いノウハウを持つ専門家による支援が必要だが、県内のIM認定者は5人。養成研修を受けた新規のIM認定者は各所属機関で支援に取り組むほか、他の創業支援機関の職員に対するサポートも行う。
 県の担当者は「県内経済の成長には地域課題に対応した新事業の創出が不可欠。起業者を支援する人材を育成し、地域の活力低下に歯止めをかけたい」と話す。
 募集人数は20人程度で、みやぎ産業振興機構にメールで申し込む。締め切りは6月1日。受講料は県内在住者が5万円、県外在住者が18万円。連絡先は機構022(225)6638。


関連ページ: 宮城 経済

2018年05月19日土曜日


先頭に戻る