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<汚染廃>黒川に搬入 きょうから試験焼却

センター到着後、収集車の周りの空間放射線量が測定された

 東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物について、黒川地域行政事務組合の環境管理センター(大和町)で21日、試験焼却する廃棄物の搬入が始まった。22日から焼却する。
 運び込まれたのは、大和町の畜産農家で保管されていた1キログラム当たり400ベクレル以下の牧草1トン。ロール状に梱包(こんぽう)された牧草のラッピングを外し、ほぐしてから収集車に積み込み、県道などを通って運搬した。
 車両周りの空間放射線量と牧草の放射性セシウム濃度を測り、基準値以下であることを確認した後、牧草1トンをごみをためるピットに投入。一般ごみ49トンと混ぜ合わせて焼却に備えた。
 センターの鎌田節夫所長は「安全第一に作業を進めて線量の測定結果を公表し、地域の理解を得られるよう努めたい」と話した。
 試験焼却は、大和、大郷両町と大衡村で保管されている汚染廃棄物を半年かけて最大約30トン燃やし、安全性を検証する。


2018年05月22日火曜日


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