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うまし酒 龍泉洞で一眠り

洞内のセラーに日本酒を並べる作業。ひと夏を過ぎるとまろやかさが増す

 岩手県岩泉町にある国の天然記念物「龍泉洞」で16日、日本酒の搬入作業があった。地元の泉金酒造が冬に仕込んだ「龍泉八重桜」の1.8リットル瓶700本、720ミリリットル瓶1570本を洞内でひと夏寝かせ、9月中旬に「秋あがり純米吟醸」の銘柄で販売する。
 この日の岩泉の最高気温は31.2度に達したが、洞内は10度とひんやり。泉金酒造社長の八重樫義一郎さん(62)は「年間を通じて温度が一定しているので、熟成が安定的に進む。まろやかで口当たりの良い酒になる」と言う。
 龍泉洞での日本酒貯蔵は今年で4回目。昨年は1カ月で完売するなど、2016年8月の台風10号豪雨で被災した町の新たな特産品になりつつある。八重樫さんは「復興のシンボルとして町内外にアピールしたい」と意気込んだ。


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2018年05月22日火曜日


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