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<強制不妊手術>弁護士電話相談 東北は宮城8件、岩手・秋田・福島各1件

 旧優生保護法下での強制不妊・避妊手術を巡り、全国35都道府県の弁護士会や弁護士有志が21日、各地で無料電話相談を実施した。東北では青森を除く5県で受け付け、計11件の相談が寄せられた。
 県別では宮城8件、岩手、秋田、福島各1件。山形は扱いがなかった。宮城、福島両県では手術を受けた本人からも計6件の相談があった。
 宮城では、塩釜市の60代女性から、1975年ごろに死産を経験した際、医師から「今後の出産は諦めた方がいい」と言われて手術を受けたとの電話があった。遺伝性疾患や精神障害はなく、女性は「不本意だった」と話したという。
 月内には全国弁護団の結成も予定されている。共同代表に就く新里宏二弁護士(仙台弁護士会)は「電話相談は被害者が名乗り出るきっかけになる。今後も継続して実態把握に力を入れる」と述べた。
 東北を含む全国での相談・情報は計56件だった。


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2018年05月22日火曜日


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