宮城のニュース

如来のほほ笑み すがすがしく 角田・高蔵寺に修復終え戻る

修復を終えて高蔵寺に戻った阿弥陀如来坐像

 京都市で修復されていた高蔵寺(角田市)の国指定重要文化財「阿弥陀如来坐像(ざぞう)」が22日、約1年7カ月ぶりに阿弥陀堂に戻った。
 坐像は高さ2.7メートル。平安末期に藤原秀衡と妻が作らせたと伝わり、800年を超えるとされる。2016年10月から京都市の国立博物館内の美術院国宝修理所で修復が行われ、表面の漆が剥がれ落ちないよう木地との間に合成樹脂を注入したり、像内の空洞部分を直したりした。
 佐藤芳彦住職は「すがすがしいお顔立ちで戻り、安心するとともに感謝している。優しい阿弥陀様本来の姿を住民に拝んでもらえてうれしい」と話した。光背と台座は21日運び出され、2019年度まで2年かけて修復される。
 坐像は6月16日の高蔵寺ホタルまつりや7月1、8日の大般若会(え)で開帳されるほか、事前の連絡で拝観も可能(灯明代300円)。高蔵寺0224(65)2038。


関連ページ: 宮城 社会

2018年05月23日水曜日


先頭に戻る