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岩肌に薄化粧 東松島・嵯峨渓で「セッコク」見頃

嵯峨渓の岩場に咲き、見頃を迎えたセッコク

 日本三大渓の一つ、宮城県東松島市宮戸の嵯峨渓で、ランの希少種「セッコク」が見頃を迎えた。荒波で削られた岩肌や樹木に、白や薄いピンクのかれんな花を咲かせている。6月上旬ごろまで楽しめる。
 セッコクは湿度の高い場所に群生する着生植物で、宮城県内では嵯峨渓や松島町などでしか見られない。嵯峨渓ではかつてセッコクの盗掘被害が相次ぎ、旧鳴瀬町が1996年に天然記念物に指定した。東日本大震災では岩の崩落に伴い減少したが、回復傾向にあるという。
 嵯峨渓を巡る遊覧船船長の小野孝一さん(71)は「先週ごろ一気に咲き、今年は白い花が多い。この時期ならではの嵯峨渓の魅力を見に来てほしい」とPRする。連絡先は遊覧船を運航する奥松島公社0225(88)3997。


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2018年05月23日水曜日


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