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女川2号機審査「井戸やポンプ耐震性再考を」 原子力規制委

 原子力規制委員会は22日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準への適合性審査会合を開き、地盤液状化に影響を及ぼす地下水位を継続審議した。規制委側は、地下水位を低下させるためにある井戸や排水ポンプについて、地震などで損傷しない「設計基準対象設備」に位置付けるよう東北電に再考を求めた。
 東北電は敷地海側に全長800メートルにわたって防潮堤を整備し、下部を固める地盤改良も行うことを決めたため、地下水がたまりやすい構造になる。東北電は「設備に異常があっても、代替ポンプで井戸から排水して地下水の水位上昇を抑制できる」と説明した。
 規制委の審査担当者は「井戸などは液状化防止につながり、設計基準対象設備に位置付けるべきだ」と強調。山中伸介委員も「根本から再検討してもらう必要がある」と指摘した。
 東北電は、重大事故に対応する電源車や送水ポンプ車の保管場所、アクセスルートも説明した。


2018年05月23日水曜日


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