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体罰の約8割「指導の一環」 仙台市教委調査に教員回答

 仙台市教委による小中高生アンケートで体罰・不適切指導が計287件発覚した問題で、市教委は22日、発生状況などを分析した中間報告を公表した。関与した教員に聞き取りし、体罰49件のうち約8割の41件について「指導の一環のつもりだった」と回答。多くが体罰の認識を持っていなかったことが分かった。
 市総合教育会議で報告した。市教委は体罰をした46人、暴言や威圧的態度など不適切な指導をした216人に昨年度末から聞き取りを開始。体罰に及んだ理由は他に「感情的になった」(6件)、「制止のつもりだった」(2件)。238件あった不適切指導でも「指導の一環のつもりだった」との理由が最多の188件だった。
 発生状況別では、体罰は小中が「授業中」(計33件)に集中。不適切な指導は、中学校であった81件のうち「部活動」(32件)が最も多く、小学校では授業中のほか、給食時間の不適切指導も目立った。
 市教委は最終報告を6〜7月にまとめる予定。体罰・不適切指導に及んだ状況や教員の心理状態を詳しく分析し、教員研修など再発防止策に反映させる。


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2018年05月23日水曜日


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