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宮城県沖地震から40年 仙台でシェイクアウト訓練実施 動画やアプリを準備、事前登録して取り組もう

昨年のシェイクアウト訓練。宮城第一信用金庫では女性従業員が机の下に潜り、身を守る行動を取った=2017年6月12日、仙台市青葉区

 1978年の宮城県沖地震から40年となる6月12日、仙台市は市民が同時刻に一斉に地震の揺れから身を守る行動を取る「シェイクアウト訓練」を実施する。昨年に続き2回目となる今年は、緊急地震速報が流れ、本番さながらに訓練ができる専用動画やアプリを準備。事前に参加を登録し、家庭や学校、地域、職場で取り組むよう呼び掛けている。
 訓練は午前9時、市内を貫く長町−利府線断層帯を震源とする都市直下型の地震が発生し、市内で最大震度6強を観測した−との想定で行う。
 訓練開始と同時に、参加者は低い姿勢で机の下に入るなど、揺れによる転倒や落下物によるけがを防ぐための「まず低く」「頭を守り」「動かない」の安全確保行動を1分間実践。訓練後は、家具や棚の転倒対策、食料などの備蓄物資、家族や地域の安否確認などを点検してもらう。
 市は今月上旬、シェイクアウト訓練を紹介する「みんなの訓練サイト」をインターネット上に開設した。
 地震が起きたらどう身を守るべきか、ドラマ仕立てで解説する動画を制作。家庭版と企業版をアップし、訓練前に視聴して意識を高めたり、動画で流れる緊急地震速報を使って訓練したりしてもらう。
 スマートフォンの地震防災訓練アプリをダウンロードし、シェイクアウト訓練の案内チラシに掲載されたQRコードを読み込んでおけば、午前9時に自動的に緊急地震速報が流れて訓練ができるソフトも作った。
 参加登録は(1)参加形態(個人・家族、学校、企業など)(2)氏名(代表者名)(3)人数(4)所在区などを明記し、市減災推進課にファクスするか、日本シェイクアウト提唱会議のホームページで入力する。
 昨年の訓練には保育園や幼稚園、小中学校、企業など238団体の計4万1647人が参加した。
 市減災推進課の佐藤博幸課長は「地震が来たら素早く身を守ることが重要。昨年を超える市民に参加してもらい、6月12日は自助の備えを再点検する日として定着させたい」と語った。
 連絡先は市減災推進課022(214)3109。


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2018年05月24日木曜日


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