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フィルムつなぎ映写機で上映「映像と音の魅力」 大館の映画館「御成座」で体験イベント

遠藤さん(右)の指導でフィルムを映写機にセットする参加者

 昭和の雰囲気が残る秋田県大館市の映画館「御成座」で17日、35ミリフィルムをつなぎ映写機で上映する体験イベントが開かれた。大館商工会議所などによる総合学習講座「まちゼミ」の一環。
 御成座の映写技師遠藤健介さん(40)らが講師を務めた。参加者は俳優の故高倉健さん出演のCMなど複数のフィルムをつなぎ、リールに巻き付ける作業などに取り組んだ。自分たちが編集した映像がスクリーンに流れると、参加者は拍手をして喜んだ。
 講師として御成座の歴史などを解説した越前貞久さん(67)=大館市美園町=は「フィルムと古い映画館でしか出せない映像、音の魅力がある。自分の手で確かめてみて」と語った。
 最近の映画はデジタル方式で供給されているが、御成座ではフィルム映写機が現役で稼働。今月はフィンランドの映画「希望のかなた」の日本国内に1本しかないフィルムを借り、デジタル版と見比べる上映会も開催した。
 27日、6月4、9日にも体験イベントを開く。参加無料。定員は各回6人。連絡先は御成座0186(59)4974。


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2018年05月24日木曜日


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