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<気仙沼向洋高>旧校舎南側の市有地、にぎわい創出へパークゴルフ場 地元建設会社が整備計画

パークゴルフ場の整備計画が明らかになった市有地。奥は気仙沼向洋高旧校舎

 宮城県気仙沼市が震災遺構とする気仙沼向洋高旧校舎の南側市有地に、市内の建設会社「小野良組」がパークゴルフ場の建設を計画していることが24日、分かった。同社の創立100周年記念事業として整備し、市に寄付する予定。早ければ2020年の完成を目指す。
 市役所であった会合で、同社が市や地元の階上地区の住民団体、市内の競技団体の関係者に示した。
 計画では、元グラウンドを活用し、約3万平方メートルに36ホールの国際パークゴルフ協会公認コースを造る。駐車場やトイレ、遊具を備えた広場も設ける。小泉進社長は「震災で社が撤去したがれきを受け入れてもらった階上地区に、恩返ししたい」と述べた。
 旧校舎は市が震災遺構として保存し、19年3月に公開する予定。パークゴルフ場整備を求める要望が以前からあり、遺構への来訪者が増え相乗効果が期待できることなどから、市は計画の受け入れを前向きに検討する考えを示した。
 住民の間には、農薬による漁業への影響や、遺構の隣接地に娯楽施設ができることを懸念する声があるという。階上地区まちづくり協議会の佐藤俊章会長は「にぎわい創出につながる施設。地元に持ち帰り話し合う」と語った。


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2018年05月25日金曜日


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