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<J3盛岡着服>元副社長に執行猶予判決 仙台高裁「分割弁済で示談成立、実刑は重過ぎる」

 サッカーJ3盛岡の運営会社「いわてアスリートクラブ」(盛岡市)の資金を着服したとして、業務上横領罪に問われた同社元副社長平川智也被告(45)=盛岡市=の控訴審判決で、仙台高裁は24日、懲役2年6月の盛岡地裁判決を破棄、懲役3年、執行猶予4年を言い渡した。
 嶋原文雄裁判長は「(地裁判決後に)運営会社側と被害残額を分割弁済することで示談が成立した。現段階での実刑判決は重過ぎる」と判断した。
 平川被告は閉廷後の取材に「一生を懸けて罪を償う」と謝罪。17日の公判で「執行猶予付き判決が(借金の)借り入れ条件」と弁済計画を説明した際、嶋原裁判長が不快感を示したことには「何も申し上げられない」と述べるにとどめた。
 判決によると被告は2016年3〜4月、運営会社の口座から計3回、計4500万円を引き出し、うち約3600万円を自身が経営する会社の事業資金などに充てた。


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2018年05月25日金曜日


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