福島のニュース

南相馬の日常、市民記者が発信 広報誌にボランティアを初採用

市民記者証の腕章を着ける(左から)原さん、川崎さん、今野さん

 福島県南相馬市は23日、広報誌「広報みなみそうま」に関わるボランティアの市民記者3人を初めて採用し、記者証となる腕章を交付した。3人は「被災地の日常を発信したい」と張り切る。
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生から7年を経て、市民の視点に立った情報を届けてもらう狙い。応募者4人から審査で選んだ定員3人に林秀之副市長が腕章を渡した。
 原敏則さん(64)は小高区出身。2016年の避難指示解除後、5年10カ月ぶりに帰還して自宅を再建した。「小高の生活はいまだ悲喜こもごも。身近な日常を知らせたい」と話した。
 男の子3人を育てる原町区の主婦川崎良子さん(38)は「市内には知られていない楽しめる場所がある。子どもたちと一緒に感じたことを紹介したい」と語った。
 鹿島区の今野聡さん(47)は臨時災害放送局「南相馬ひばりエフエム」(今春閉局)の元ディレクター。「震災後に住んでいる町のことを知った。沿岸部の復旧など実際行かないと分からない。自分なりの視点で伝えたい」と力を込めた。
 広報は月2回発行。3人の記事は6月〜来年4月の各月1日号に掲載される。


関連ページ: 福島 政治・行政

2018年05月25日金曜日


先頭に戻る