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歌詠み高らか 鶴岡天満宮で天神祭

鶴岡市役所前で道真役が歌を詠んだ天神祭

 鶴岡市の奇祭「天神祭」が26日まで市中心部で開催されている。学問の神様・菅原道真を祭った鶴岡天満宮の例祭で、25日は祭りのメインを飾る行列があった。大絵馬や子どもみこしなど44団体が行進し、約16万5000人が奇祭を楽しんだ。手ぬぐいと編みがさで顔を隠した「化けもの」も会場を盛り上げた。
 行列は道真が九州・大宰府に配流(はいる)された逸話が題材。道真役は鶴岡市の会社役員菅原生(いくる)さん(55)が演じ、市役所前では「東風(こち)吹かば」で始まる道真作の歌を詠んだ。
 道真ゆかりの人たちが別れを惜しみ、姿を変えてひそかに酒を酌み交わしたのがいわれとされる「化けもの」約800人も現れ、沿道の見物客らに酒やお茶を振る舞った。「化けもの」の登場する天神祭は全国でも例がなく、正体を3年間誰にも気づかれないと願いがかなうと言われている。


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2018年05月26日土曜日


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