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どうする おりのクマさん 福島県「殺処分検討」も福島市が眠らせ山へ

 福島市飯坂町で今月中旬に捕獲され、山に放された子グマ1頭について、殺処分が適当と、福島県が考えていたことが25日、分かった。市は「親とはぐれただけ」と別の判断を下していた。
 同日の県議会向けの説明会で、自然保護課の担当者が「県としては殺すということで検討していた」と話した。専門家と現地を見た結果として「かなり人慣れしており、(放しても)住宅地に出てくる可能性がある」と考えたという。
 市によると、体長1メートル、体重35キロの雄のツキノワグマ。飯坂温泉周辺で相次ぎ目撃されたクマとみられる。11日に捕獲され、市は麻酔で眠らせて12日に山に放した。
 市農業振興室は「2歳の子どもで、親とはぐれて迷い込んだだけ。山奥で放しており、戻ってくる可能性はない」と説明する。
 県自然保護課の担当者は「捕獲は市の業務。聞かれれば助言するつもりだった。市は過去の事例を踏まえて適切に対応したと思う」と話した。


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2018年05月26日土曜日


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